「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2006/7/3)
行きつけのレンタルビデオ屋さんが、なんとDVDを1本98円で貸し始めた。新作ではないけど、今まで見てなかった作品をこの機会に色々と借りて見ている。 この映画は実はあまり見るのに気が進まなかった。 天才的な実在の詐欺師の話。人を騙すのを延々と見るのは辛い。しかも騙されるのは善意の第3者。同じ詐欺師ものでも、悪党を騙したりする「スティング」とかは好きな映画なのだが、とにかく善良な市民を騙し続けていくようなストーリーは、先が無くて嫌いなのだ。 でもまあ、1本98円なら借りてみるかって感じである。 ストーリーは主人公のレオ君が何故に小切手詐欺師の世界に入ってしまったかを説明しながら、大胆かつ見事なまでの手口を見せつつ進んでいく。それにしても世の中は肩書きや見た目に弱いってことがよくわかる。貧乏くさい高校生の格好だと小切手を信用してもらえないのに、パイロットの制服を着ているだけで銀行の支店長が挨拶に来るのだ。 でも、正直途中で何度か観るの止めようかとも思った。レオ君はパイロットから始まり、医者、弁護士とステータスの高い詐欺を続けるのだが、いつか嘘が破綻するのが見えていたし。それに、善良な人を騙し続けていくのを観るのは面白くなかった。 遂に捕まった後、最後にFBIに雇われて取り締まる仕事に就いて、まっとうな道に戻ったとテロップが流れたときには、他人事ながらホントほっとした。 僕は基本的に詐欺は引っ掛かる方にも責任があると思うけど、映画的にハッピーエンドに終わっていることが、何となく救われた。 それにしても、ここまで天才なら最初から表の世界にチャレンジしていても十分成功しただろうとは思う。実際、改心後、偽造されにくい小切手を発明して、そのパテントで年間数百万ドル稼いでいるらしい。。。 レオ君の演技とトム・ハンクスの演技は上手で、そう言う意味では安心して観ていられる。 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」公式サイト
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