文芸紹介
cinema
『Kill Bill 1&2』

クエンティン=タランティーノの作品は大好きだ。ストーリーの展開の仕方の予測のつかないこと、映画オタクなこと。様々な要素を絡み合わせて面白い映画を作ってくれる。
今回の「Kill Bill」も撮影に入った段階から非常に楽しみだった。でも、編集の都合で2部作になろうとは思っても見なかったけど。。。
で、この映画は非常に面白い。この映画は1と2を見て初めて評価のできる映画だ。もともと通しで作られているし、当たり前なんだけど。
タランティーノ映画の中で前半と後半で展開が違ってくる映画に「フロム・ダスク・ティル・ドーン」がある。一応、吸血鬼もののホラー映画なんだけど、前半と後半でそれぞれ全く違った味になっている面白い映画なのだ。
「Kill Bill」も1と2では、やや風味が違う。この映画の一貫したテーマは「激しい愛憎」だと思うのだが、1はひたすら復讐に燃える殺伐としたチャンバラ映画であり、「憎」を中心としてまとめられている。そして2はキャッチコピーが「Kill is LOVE」というだけあって、激しい戦いの中で「愛」が語られているのだ。
よって、1だけでは単なる殺伐としたチャンバラ映画なのが、2で見事に「愛」にまとめられている。さすがとしか言いようがない。
そして、タランティーノ映画に欠かせない映画への蘊蓄も2に含まれている。復讐の相手ビルがアメコミについて語る部分だ。タランティーノファンにはニヤリとさせるシーンである。
大好きな監督の非常に面白い作品なので、とりとめもなくなってしまったが、まだ見てない人には、是非お勧めする。そして、1と2を必ず通しで見ること。
それと、1のほうは、残酷なシーンも多いので覚悟してみること。
デートには向かない映画かも。。。
2はそうでもないかもしれませんが。。。
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