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(2006/12/13)
「12月議会一般質問」

 遅くなりましたが、2006年12月議会での一般質問をアップします。


12月議会一般質問 清原裕登

 それでは、議長の御指名をいただきましたので、通告に従って質問をさせていただきます。

 初めに、「第2次阿南市環境保全率先行動計画」についてお聞きします。

 地球の温暖化による環境の変化は、人間社会そのものへの影響が大きい問題でありま す。何分地球レベルの話で実感しづらい問題ですけれども、身近なところでは、ここ最近暖冬傾向が続き、温暖化がやっとこれで実感されて、ちょっと温かく なってきたかなということが実感できるようになってまいりました。

 市長が所信でも述べられているとおり、阿南市が温暖化対策に取り組むことは、非常 に有意義であるというふうに考えます。ことしの3月議会、続く6月議会でも議員からの質問が出ておりましたが、阿南市としての取り組みは、3月議会での答 弁では、「昼休み時間における照明器具の消灯、冷暖房の適正温度の保持、アイドリングの取りやめ、庁内LAN活用による紙の節約等を行い、電気使用料、庁 舎燃料使用料、公用車燃料使用料等のそれぞれの削減目標の達成に向けて取り組む」というふうなお答えでした。

 また、6月議会では、同じように質問が出まして、そのときの答弁では、「夏場、冬場におけるエコスタイル運動や職員の省エネ意識の啓発、研修、0のつく日のノーカーデー運動等の実践を推進してきた」というふうにお答えをいただいております。

 このたび「第2次阿南市環境保全率先行動計画」を策定するに当たって、阿南市がこ れまで取り組んできたこの御答弁いただきました取り組みに対する効果というのがどの程度あったのかということをお聞きしつつ、その上で今後どのような取り 組みを行っていくのかお聞かせいただきたいと思います。

 また、わかりやすい事例としては、公用車等にハイブリッドカーを導入するというふうな方向性もあるかと思いますが、いかがでしょうか。

 続きまして、市役所の移転に関して質問させていただきます。

 これは本来なら庁舎の改築、新築問題なわけですけれども、移転という言葉を使わせ ていただいたのには少しわけがございます。阿南市におきましては、新庁舎建設特別委員会も設立されまして動き出しているわけですけれども、どうも市民の方 にはうまく情報が伝わっておらず、市民の特に一番関心の高い中心市街地の市民の間では、まず移転ありきといううわさがひとり歩きしているのが現状でありま す。

 新庁舎の建設に関しては、庁舎建設基金に積立金を40億円という御答弁もいただいておりますけれども、実質具体的なものが出てきたのはこの金額だけであります。

 しかし、場所もそうなんですが、最終的に一体いつの完成を目指していくのかというふうな具体的なロードマップが全く明らかになっておりません。

 新庁舎の建設によって直接的に一番に影響を受けるのが、現在の富岡地区、中心市街 地の住民であります。地元住民はそういう意味で非常にどうなるんだろうというふうな不安を抱えているようであります。この地元住民の不安に対して配慮する 意味からも、この庁舎建設の具体的なスケジュールをお聞かせいただきたいと思います。

 また、この不安に思っている地元住民への説明をどのように行っていくのかお聞かせください。

 それでは、お答えいただいてまた再問したいと思います。


◎市長(岩浅嘉仁) 

 清原議員にお答えを申し上げます。

 私からは市役所に関する問題であります。新庁舎建設につきましては、新年度に向け組織機構の見直しを行う中で、職員体制の整備を図るとともに、当面する諸課題への対応を見きわめながら今後のスケジュールも具体化させてまいる所存でございます。

 また、建設予定地に関しましては、慎重に検討しているところでございますが、いず れにいたしましても市民並びに地元の方々に対しまして決定に至るまでの経緯や状況等を十分に説明するなど、合意形成づくりに努めてまいりたいと存じますの で、その手順や方法等については精査検討していきたいと考えております。

 残りの御質問につきましては、関係部長から御答弁申し上げます。


◎市民部長(勝瀬修平) 

 「第2次阿南市環境保全率先行動計画」について御答弁を申し上げます。

 まず初めに、現行の環境保全率先行動計画においてどのような具体的な取り組みがな されたのかとの御質問でございますが、現行の「阿南市環境保全率先行動計画」は、平成10年10月に制定された「地球温暖化対策の推進に関する法律」にお いて、地方公共団体の事務事業に関し市みずから事業者、消費者として「温室効果ガスの排出の抑制等のための措置に関する計画」の策定が義務づけられ、平成 14年4月に策定をいたしました。

 具体的な取り組みといたしましては、昼休み時間の照明器具の消灯、廊下・階段等の 照明器具の節電の実施、空調機器の適正温度の保持、省エネ機器の導入、リサイクル製品の使用、公用車におけるアイドリングストップなどを実施し、同時に各 所属に配置しております環境保全推進委員を対象とした研修会、講演会の開催を通じての職員への周知・啓発を行ってきたところでございます。

 こうしたことにより、職員には省エネ、地球温暖化問題に対する関心が高まり、またマスコミ等での地球温暖化に対する情報提供の増加に伴い、職員の省エネ意識は次第に向上してきたものと考えております。

 次に、今後どのような取り組みを行っていくのかとの御質問でございますが、具体的な行動は現行の率先行動計画と同様の取り組みを実施する予定でございます。

 しかしながら、現行の率先行動計画の対象範囲は、市の本庁舎のみを対象としておりましたが、第2次率先行動計画では市が管理運営いたします全施設を対象とし、温室効果ガスの削減目標値も改めて設定をし、実施する予定でございます。

 したがいまして、第2次率先行動計画を実施、達成していくためには、全職員が一丸となって取り組んでいく必要があり、職員に対しましては率先行動計画の目的、具体的取り組み内容など、今まで以上に周知・啓発に努めてまいりたいと考えております。

 最後に、公用車等にハイブリッドカーの導入が考えられるが、導入する計画はあるの かとの御質問でございますが、ハイブリッドカーは環境に優しい車として評判が高く、低燃費で経済的でありますが、車両購入価格が高いこと、車種が少ないこ とが導入における大きな課題となっており、本市でのハイブリッドカーの導入実績は普通乗用車1台でございます。

 今後におきましては、温室効果ガスの削減に向けた取り組みの一環として、公用車の新規導入・更新の際はハイブリッドカー等の低公害車、小型車などの環境負荷の少ない車の導入に努めてまいりたいと考えております。

 以上、御答弁とさせていただきます。


清原裕登再問

 それでは、再問をさせていただきます。

 最初に、環境の方ですけれども、お答えをいただきましたけれども、これは数値目標 はあるのでしょうか。例えば第1次の計画における数値目標がどの程度あって、達成がどの程度できていたのか。それを踏まえた上で第2次がこれぐらいはいこ うという目標があるのであれば教えていただきたい。

 例えば京都会議でのことを踏まえてさまざまな団体が今この温暖化に対する対策を やっておりますが、非常にその辺の数値目標がないとわかりづらい。例えば民間企業ですと、私たちの地元にある王子製紙に何度か工場見学に行かせていただき ましたが、新聞にも載りましたが、廃棄物燃料を使用する専用ボイラーを導入しまして、循環流動層ボイラーというんでしょうか、これは富岡工場でも2008 年に導入するそうなんですが、以前米子に見に行かせていただいたときには、この米子工場で稼働したことによって鳥取県全体のCO2削減目標をカバーするぐ らいの効果があったと。これもあくまでも数値目標があるから、もちろん導入額というのは非常に大きい額なんですが、それぐらい減るんだなとはっきりわかり やすいです。例えばそれが阿南市の場合どれぐらいの目標額を掲げてて、その目標に対してどういうことをするからこれだけ達成されますというのが決まってな ければ、かけ声はかけるけれども効果はどうなんですかというのがはっきりわかりづらいことになるんではないかなと思います。その辺の数値目標等を教えてい ただきたいと思います。

 それから、市役所の移転に関してですが、先ほど久米議員の代表質問でも同じような 問いが出てまして、新年度に職員も体制整えて場所から何から決めていきますよというふうなお答えをいただいたんですが、これはそうすると新年度、例えば4 月の段階では、場所はすぐ決めれないにしても、最終的な期日、例えば5年後とか、何年後には庁舎完成を目指すという具体的な要はタイムスケジュールという ものが決まるのかどうかというのを教えていただきたいと思います。

 以上、再問をさせていただきます。


◎企画総務部長(岡田肇) 

 新庁舎建設に伴いますタイムスケジュールについてでございますけれども、さきに久 米議員にも御答弁申し上げましたとおり、先送りできない大変重要な課題であるという認識のもと、庁内で組織いたします新庁舎建設推進委員会で十分な検討を いたしますとともに、市議会の庁舎建設特別委員会での御意見、御提言をいただきながら、新年度以降方向づけをしてまいりたいと考えております。御理解をい ただきたいと思います。

 以上、御答弁といたします。


◎市民部長(勝瀬修平)

 清原議員御再問の温室効果ガス数値目標等につきまして御答弁を申し上げます。

 先ほど申し上げましたように、平成14年からこの行動計画を行っておりまして、当 初平成12年度の温室効果ガスを基準といたしております。それから、温室効果ガスというのは、二酸化炭素、メタン、一酸化炭素、HFC(ハイドロフルオロ カーボン)の4種類でございますが、平成12年度当時の本庁舎における排出量は58万181キログラム二酸化炭素という量でございますが、それを平成14 年度から平成18年度の間に3.1%削減という目標を掲げました。そして、昨年平成17年度現在におきます排出量は56万2,110キログラムCO2とい うことで、ほぼ達成をしたというのが現状でございます。

 以上、御答弁とさせていただきます。


清原裕登要望

 それでは、最後は要望だけです。

 環境の方ですが、温暖化の問題に関しましては、数値目標を達成しているということ で、非常に安心いたしました。第2次計画におきましても、また数値目標を掲げられると思いますが、その目標に対してどれぐらいこうしたら削減達成できると いうふうなものを私たちあるいは市民の皆さんに公表していただければ、それに向かって進んでいけるんではないかなと思いますので、その辺またよろしくお願 いいたします。

 それから、庁舎に関しましては、結局具体的なお答えがいただけなかったかなという ふうに思うんですが、新年度以降委員会で決めていきますというお答えの中に含まれているんであろうと思いますが、庁舎の建設に関しましては、例えば現在の 位置に建てかえる、それからどこか例えばですが、バイパスの方に移転するとか、いろんな場所の案があると思います。そのような場合に、まず真っ先に影響を 受けるのは、この中心市街地に暮らしている人あるいはこの中心市街地で商売をされている方だというふうに思います。

 例えば阿南市役所で勤められている方は、お昼とかにいろいろ店屋物をとったり、こ の周辺に食べに行ったりというふうなことをされていると思うんですが、その辺の経済効果もかなりのものがあると思います。実際にもしここから全く違うとこ へ移転するとなったら、この市役所内で商売をすることによって生計を立てている人というのが確実にいるわけですから、それがじゃあ自分たちの商売はこれか らどうなるんだと、非常に重要な重たい問題を突きつけられるわけです。

 それに当たりまして、例えばじゃあ何年後に完成に向かっていきますと、きちんとタ イムスケジュールが公表されておれば、仕事に絡んでくる方もそれに応じて準備をして、経営判断も当然発生するかと思いますけれども、準備をした上で対応を することができるわけです。ですが、密室でとは言いませんけれども、内々で決まっていて急に公表されても、そんなん聞いてなかったと。ひょっとするともし どこかに動かそうという場合に不毛なというか、不毛なとは言いませんが、反対運動とか、せっかく前向きな話なのに後ろ向きの反対運動が起こって混乱する可 能性も発生するかと思います。

 もちろん、ここで新しく建てる場合、それから移転した場合、どちらにおいても一つの新しい町をつくるのと同じことでありますから、まちづくりの観点からもやはり新しい庁舎というものを考えなければならないと思います。

 結局、この中心市街地を阿南市はどうしていくのかということを庁舎という建物を建 てることだけではなくて、まちづくりそのものも考えなければいけない問題だというふうに思いますので、そういう意味からもタイムスケジュールをきっちり早 くつくっていただいて、公表していただいて、市民の方にも、住民の方にも考えていただける時間的余裕を与えていただいて、それで市民から多分要望も出るで しょうけれども、その上で市民と職員、それと議員と全員でいいものをつくっていければというふうに思います。

 以上、要望です。ありがとうございました。


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