think

(2001/08/25)
「公開討論会」

 今日、徳島県知事選挙の公開討論会が行われた。
 徳島では4回目ととなる今回の公開討論会は、候補者が2人ということもあってか、1対1の白熱した討論が行われた。

 討論会自体は感情的な部分に訴えて攻撃する大田氏と、それを防御する圓藤氏という構図で進行していた。

 今回の討論会で、候補者のポジションの違いが改めて浮き彫りになった。
 圓藤氏は県南部への高速道路や吉野川第十堰などのインフラ整備型政策が中心となり、大田氏は大型公共事業の中止や農林水産業の振興などの環境保全型政策が中心となっている。

 今回の討論会にあえて勝ち負けをつけると、10対9で大田氏の優勢勝ちのような気がする。うまく自分の土俵(公共事業中止や環境問題)に話を持っていってポイントを稼いだからだ。

 残念なことに、テーマが限られていたため、高齢化社会への対策などの問題が論議されなかった所があるが、それは28日に期待したい。

 ここで、私見を述べるならば、従来型の大型公共事業による徳島産業の振興はもはや無理であろうと思われる。県南への高速道路を造るのも国の財政的な事情により無理であろうし、大型建造物は今後ランニングコストが非常に問題となってくると思われる。
 それよりも、ベンチャーが起業しやすい環境を作るとか、徳島県が人間性豊かで優秀な人材を多数輩出できる環境をつくることに予算を多額に投入すべきだと思う。 少なくとも文部省の言うがままにゆとり教育なんかさせて、県民の教育レベルを落としている場合ではないだろう。

 すべては人だ。