think

(2003/02/06)
「ドイツ旅行記3 」

 1月23日

  デュッセルドルフはドイツの西部、ライン川の下流にある。ノルトライン・ヴェストファーレン州の州都である。昔、学校で習ったルール工業地帯に属する。地理的にいうとドイツの首都ベルリンよりも、オランダやベルギーに近く、フランスにも近い。そのせいかECとしてヨーロッパの人・モノ・金の流れが自由になった現在は、ヨーロッパにおける交通の要衝として栄え、世界中の企業が支店を置いている。そして日本企業も多く、日本人はビジネスマンの家族も含め6000人程、現地の日本人学校には600人程の子供が通っている。

 現地の経済は決して良いとは言えず、現地の日本企業でもリストラの真っ最中だそうだ。この景気の悪さは世界的なモノなのかもしれない。ただ、日本の地方都市における商店街の空き店舗ほどひどい感じは受けない。ドイツ人の専門店好きがあるのか、あるいはマイスター制度のせいか、様々な専門店が商売を続けている。

 ところでドイツで気付いたことの一つにファッションセンスの悪さがある。ドイツ人の若者のスタイルの良さと対照的に、ファッションセンスはパッとしない。うまく表現できないがイタリアに行ったときはそのセンスの良さに自分が恥ずかしくなったほどだが、ドイツはファッション的にある意味なんでもありのようだ。

 日本人の女の子がもし旅行に行くならミニスカートは止めておいたほうが良い。季節柄かどうか、1週間色んな所に行ったが、ミニスカートはおろかスカートをはいている女性は一人もいなかった。誰かその理由がわかる人はメールください。できればドイツ人だといいのだが、日本語でお願いしたい。(笑)

 さて、この日はまだ時差ボケが残っていたのか、朝の4時に目が覚め、本など読んで時間をやりすごした。

 予定ではケルンの大聖堂を見に行くことしていた。ケルンまでは列車で1時間ほど。近いので午前中デュッセルドルフも歩いてみた。

 それにしてもドイツの建築物の格好良さはなんだろう。一般住宅からオフィスビルまで、絵になる建物が多い。


デュッセルドルフの住宅


デュッセルドルフのマンション?

 しかも庭まで凄くきれいに手入れしてある。親戚によると家の中も凄くきれいに片づけてあるという。

 さて、ケルンに向かう。デュッセルドルフから鉄道で1時間ほどでケルンに到着。駅前に巨大なケルン大聖堂がある。残念ながら天気が悪く、小雨も降ったりした。


駅前からのケルン大聖堂

 ケルン大聖堂は高さ157m、奥行き144m、幅86m。とにかく大きい。中はステンドグラスが美しい。


ケルン大聖堂中

 塔に登れるということで、2ユーロ(だったと思う)払って階段をぐるぐると上ってゆく。ローマのバチカンの塔に登ったときも途中で後悔したのだが、今回も案の定、ヘロヘロになる。とにかく上までが遠い。風邪が完全に治っていないせいもあり、途中何度か立ち止まって息を整える。途中には巨大な鐘の部屋みたいのがある。やっと上に到着すると、ケルン周辺が一望できる。


巨大な釣り鐘


塔の上から。前を流れるのはライン川

 塔の上から見る景色は、天気が悪かったけど、かなり遠くまで見ることができて爽快。街の中を大きな川が流れているのを見ると、改めて街と川の関係の古さを思うことができる。

 大聖堂を出ると、意外なモノを発見。法輪行のPRである。法輪行は中国の宗教で、あまりの広がり方に中国当局が危険視している団体で、ドイツでそれを見るとは驚き。


法輪行の垂れ幕

 大聖堂の次はローマ・ゲルマン博物館へ。ケルンで発掘されたローマ時代の様々な遺跡を展示してある。ローマ時代マニアとして見逃すべきではないと判断し、入館。それにしてもドイツの美術館は展示の仕方が上手い。展示物よりも展示方法に感心した。


ローマ・ゲルマン博物館の中

 他にも行ってみたいところはあったのだが、天気の悪さから来る寒さと、体調不良により、そしてなにより大聖堂に登って疲れてしまったこともあり、帰ることにする。

 鉄道は2日目ともなると慣れてきて快適。もっとも油断大敵で後日ヒヤッとしたこともある。

 さて、2日目も無事に帰ってきた。でも、この天気の悪さはどうにかならないのだろうか?ドイツでまだ太陽を見てない。

 つづく

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