think

(2003/05/01)
「徳島県選挙事情

 今日から徳島県知事選挙がスタートした訳だが、最近の徳島県民の投票行動について改めて考えてみた。

 1、純粋自民系
 選挙に何らかの利権を見いだし、積極的に自民党候補を応援する。 いわゆる保守的な医療系グループや建設グループが多い。
  共産主義に対してアレルギーを持つことが多い。
  選挙においては従来からのオーソドックスな手法を取ることが多く、それがまた近年の無党派層からすると胡散臭く見られている。また、そのことに本人達は気づかない。

 2、純粋共産系
 現実的に政権を取ることはあり得ないが、一種のユートピア的な思想によって一定の支持者を持つ。政策の実現性はさておき、政治家がクリーンであることは確かで、そのことで支持を増やすことがある。
 ただし純粋共産党の人々は先日の県議選の躍進を、共産主義の広まりと勘違いしている。

 3、勝手連系
 普段あまり政治に興味ない人々が、個別テーマにおいて良心を刺激されて行動を起こしたグループ。基本的には選挙には素人の集団だったが、ここ2〜3年の数多くの選挙を経験することで急速にノウハウを蓄えつつある。
 基本的には勝手連なので旧来の政党から見ると勝手なことも平気で、地域の事前調整なしに候補者を擁立したり、まさに勝手連。
 今のところ市民からは好意的に受け止められている。今後、長期的な政策や総合的な政策が問われるときに、どう行動するのかが注目される。
  が、たぶん対応できないと予想できる。

 4、純粋民主系
 都市型政党であるはずの民主党。徳島1区以外では政策も上滑り気味なせいか、活動も聞かない。
 自民がイヤで、かといって共産党はないだろうって人が、民主系への入り口。本来、非自民の大口受け入れ先であるべきところだが、徳島が田舎すぎるのか、選挙区によっては候補者も立てないせいで、勝手連や共産党に持って行かれる。

 5、無党派層
 無党派層とは言うが、ほとんどが投票に行かない。基本的に政治に無関心。最近では、自分の利益や良心が犯されるほどの刺激を受けたときに、勝手連へ流れたりする。
 各党派が選挙の度に無党派層を取り込もうとするが、基本的には失敗する。
 なぜなら、この層は共感しても、それが投票所まで行くことにつながらない場合が多いから。

kiyohara.net>think>2003/05/01