| (2003/06/06)
「有事関連法案について考える時」
有事関連法案について考える時に、いつも念頭に置かなければいけないのは、国の仕事とは何かということだ。
私は国の仕事とは「国民の生命と財産を守ること」だと思っている。このことを念頭に置くと有事法制が何故必要なのかが見えてくる。
自衛隊は最近小泉首相がコメントしたとおり、ふつうに考えて軍隊以外の何者でもない。日本の国防関連費は世界第2位である。まあ、国産の兵器はコストパフォーマンスが悪いので、質ではどうかは不明だ。こんな膨大な軍事費を使っている自衛隊が軍隊でないなんて、子供相手ならまだしも世界中の国も信じていないし、日本の大人もいい加減知っている。
その軍隊である自衛隊が、他国から攻撃を受けたときに戦争をするための細々とした法律が無いなんておかしすぎる。
例えば戦争時に自衛隊が陣地を構築しようとしても勝手に民間の土地に陣地を作れない。民間から拒否されたらおしまい。でも、実際戦争になっているときに、そんな押し問答をやっている暇があるはずもなく、結局、自衛隊は陣地を作るだろう。「超法規的措置」ってやつだ。「超法規的」ってことは法律を破りながら行動することで、こんなことが法治国家であっていいわけがない。
そう、日本は軍隊を持っているのに戦争をするための法律をもっていないのだ。戦争を行うための法律はどこの国にもある。無いのは日本ぐらいだろう。
これに反対する旧社会党系や共産党系の人たちは、なんて幸せな人たちなんだろう。でも、もし彼らの政党が国会で過半数をとって政権を得たら、有事法制を作ろうとするだろう。彼らは政権を取らない無責任さから反対しているに過ぎない。
この話題にすぐ反応する中国なども、この手の法律は持っているはずだ。反応することで外交的なポイントを取ろうとしているだけなのだ。
日本はもっと大人の国になって良いと思うのだが。
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