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(2004/04/20)
「勝手連のセカンドステージ」

 先日の徳島市長選挙で自民・公明推薦の原秀樹氏と吉野川可動堰問題の代表を務めていた姫野雅義氏の一騎打ちが行われた。

 結果は原氏が姫野氏に1万2千票の差をつけて勝利したわけだが、姫野氏を応援してきた勝手連や市民ネットワーク系の人達には、さぞ無念なことだろう。

 今回の徳島市長選挙は吉野川第十堰の住民投票から、圓藤知事の汚職による徳島県知事選挙と県議会選挙、そして衆議院選挙と続いてきた市民運動による選挙の総決算とも言える選挙だった。きっと、姫野氏を応援した人達は圧勝を期待したかも知れない。

 ここ最近の大きな選挙で、有権者はかなり理性的な選択を行うようになっている。これまで勝手連など市民グループが活躍してきた選挙は基本的に争点がハッキリし、個別のテーマが市民グループによって政策として研究されてきたものだ。その争点と政策を基に有権者は判断し投票してきた。それが、この度の選挙では第十堰問題はすでに飯泉県知事も白紙に戻すとの結論を出している。これまで勝手連達が武器としてきたテーマは使うことができなかった。今回の選挙で求められたのは、個別の政策ではなく、徳島市全体の総合政策だったのだ。

 私達住民が地域にある個別の問題を解決する為に活動することは非常に有意義なことだが、これが首長選挙となってくると、やはり総合的な政策論が必要になってくる。議員を選ぶ選挙なら個別政策の専門家が当選する意義もあるが、首長は会社の社長である。総合的な能力が求められる。

 勝手連など市民グループの活動は市民の意識を高めた。これは最近の選挙結果からも間違いない。でも市民はもっと高いレベルを求めるようになっている。総合的な政策を。勝手連は次のステージに進めるかどうか市民から試されている。

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